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自分の子どもの話し言葉の発達が遅いと、もしかしてこのまま話さないのではないかと、親は深刻に悩みます。
言語発達の遅れについての原因は一部の疾患によるものを除き、まだ現在の医学では解明しきれていません。
このような現状の中、多くのご両親と子どもが言葉に関する様々な内容の相談のために専門家を訪れます。
医療現場でも、教育現場においても、専門家はこれまでに積み重ねられた過去の知見と自身の経験的な技術を総動員してクライアントのニーズに応える必要があります。
臨床的な観察と研究上のデータは、時に相反する結果となることもありますが、両面から子どもにアプローチできる指導者、研究者を育てたいと考えています。
将来、ことばの教室の教諭を目指す方、さらに養成校での教育を受けて言語聴覚士を目指す方、言葉の専門家にはならなくても、音声・言語障害学に興味を持ち、何らかの形で仕事に活かしたいと考えている方にとって、研究室を有益な学びの場にしたいと思っております。