「知って得する?吃音の話」
「知って得する?発音の話」に続いて、「知って得する?吃音の話」です。
この冊子は2016年に作られました。漢字には全てルビ付き・・・。お子さんへの配慮が感じられます。
「発音の話」は全P24でした。「吃音の話」も全く同じでP24なんです。・・・さすがです・・・。
「はじめに」では、「人の話し方は、その人の人柄を表すとよく言われます。」からはじまります。
いきなり吃音ではなくて、コミュニケーションの視点から始まっているところがこの冊子の素晴らしいところです。
また、この冊子は金沢大学の小林宏明先生の考え方に沿って書かれていると、記載されています。確かに、吃音を氷山に例えて説明したシーアンの考え方がわかりやすく述べられていて、小林先生の言葉も聞こえてきそうです。ですが、トータルの印象では、小林宏明先生の考え方はかなり中村先生の言葉でもって、先生の色となって表現されているなぁと、私は思いました。
(文責:宮本昌子)
冊子は、中村先生の許可を得て、公開しております。
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