「評価力は支援力?」by 中村勝則先生

本研究室のホームページでは、中村勝則先生(元西東京市保谷小学校ことばの教室教員)が作成された資料を公開しております。ここで取り上げています「評価力は支援力?」の資料は講演用に作成された資料のようです。

中村先生は、構音障害をどのように評価するのか、という視点を示してくださっています。
例えば、国際生活機能分類(ICF)の基準に照らし合わせて、どのように構音障害を評価するのか、についてのスライドは大変勉強になります(←2ページ目のスライドに描かれている部分です)。

また、3ページ目の「ことばの教室の教員の立場」というスライドにも興味を持ちました。先生によると、「教育学」+「言語病理学」から評価する立場であるといいます。これらを併せて「育て直し」になるということで、あくまでも構音の評価は、「表面の評価」であるということが説明されています。

実際に先生のご講演を聴きながらこのスライドを見るとわかりやすいのだと思いますが、スライドを眺めるだけでも、情報量は多い資料です。ぜひ、ご覧ください。

※資料の公開については、中村勝則先生の許可を得ています。

(文責:宮本昌子)

評価力は支援力2010年作成_中村勝則先生